ロサンゼルス港のコンテナ取扱量は9月も前年同月比割れ

8月に続き9月も前年同月比で見ると減少している

2022年7月には過去同月比で最高のコンテナ取扱量であったロサンゼルス港ですが、8月に続き9月も前年同月比で見ると減少していました。



  
  

ロサンゼルス港湾局公表のデータによると、減少に転じた8月、9月の輸出輸入、実入空等の詳細は以下のとおりです。比較のためにコロナ禍前の2019年以降の数値を抽出しております。

■ロサンゼルス港コンテナ取扱量 8月(※単位は万TEU、小数点第2位は四捨五入)

輸入(実入)輸入(空)輸入合計輸出(実入)輸出(空)輸出合計総計対前年同月比
2019年8月43.71.144.914.626.641.286.1-
2020年8月51.60.151.713.131.344.496.211.70%
2021年8月48.60.348.910.136.446.595.4-0.78%
2022年8月40.40.240.610.229.739.980.5-15.62%

■ロサンゼルス港コンテナ取扱量 9月(※単位は万TEU、小数点第2位は四捨五入)

輸入(実入)輸入(空)輸入合計輸出(実入)輸出(空)輸出合計総計対前年同月比
2019年9月40.21.241.513.123.436.578.0-
2020年9月47.20.547.713.127.740.788.413.30%
2021年9月46.80.247.07.635.943.590.42.29%
2022年9月34.30.234.57.828.636.470.9-21.46%

8月、9月ともに輸出(実入)は前年同月比で差はなく、輸入(実入)が減少していることがわかります。9月は特にコロナ禍前(巣篭もり需要前)の2019年と比べても大きく下落しております。

また輸出(空)も前年同月比で減少していることがわかります。
空のコンテナについては近年ロサンゼルス港で実施している「滞留空コンテナに追加課金プログラム」によって滞留空コンテナ量は減少しており、当月の輸入量が減れば当然返却するコンテナ数も少なくなるので、空コンテナの輸出量が減っていると考えられます。

いずれにしても世界的にはドル高なので、アメリカ全体で見れば輸出は減り輸入が増えるはずで、10月以降は輸入量は増えるのではないかと考えられます。